2010年4月11日日曜日

Demo8のRディレイラー

昨日からSpecialized Demo8のメンテナンス。
メンテナンスしていて、購入時から調子の悪かったRディレイラーの異常がわかりました。

いままでプーリーの歯飛びの原因はRディレイラー、交換エンドが曲がっていたと思っていたのが、実はフレームのエンドがまっすぐ溶接されていなかったのが原因でした。
チェーンラインとプーリーの延長線が並行になっていなくて、センターからロー側はそんなに問題ないんですが、トップ側3枚はプーリーとチェーンのかみ合わせが悪くて、いつもガチャガチャしていたんです。

それが原因で昨年の小樽のDHレースでRディレイラーがぶっ飛んで壊れたんだと思うんです。

という訳で、このバイクは捨てて新しいDHバイクに買い換えることにします。
インテンスが安くなったから、今が買いですね。



・・・という事が出来ればいいんですが、もちろん無~理~なので修理する事にします。


エンドを正しい向きに修正してやれば、プーリーが上手くチェーンとかみ合うようになる事がわかったので、どうやって修正するか?

フレームを削るには道具が必要だし、失敗したら・・・
エンド修正するのが楽だけど強度が落ちて更に曲がりやすくなる・・・(修正できるほどやわいエンドではないのでクラック入るかも)

で考えた末、交換エンドとフレームの間にスペーサーをはさんでやることにしました。
これなら加工時間がかかるくらいでリスクはないですね。

t=2mmのアルミ板を鋸とヤスリでエンドの形状に合うように加工。

今度は、ディレイラーの向きがチェーンラインと平行になるようにヤスリで面だし。

前側をt=2mm、後側をt=0.3mmくらいの厚みに。

こんな感じでぴったりはまった。

これが今までのチェーンラインとプーリーの延長線がまったく合っていない状態。
この写真ではわからないんですが、下側のプーリーがホイール側によっています。

スペーサーをはめた状態。

これでホイールをつけて、チェーンをまわしてみましたが一切ガチャガチャ歯飛びすることはなくなりました。
これで遠征行っても楽しめそうです。

でも自転車の精度が悪いっていうのは知っていましたが、さすがにこんな所が曲がっているなんて思ってもいなかったです。
さすがメ○ダ製。


ちなみに自分で組んでいるので、この事に気がつくのに時間がかかりました。
ショップで組んでもらえれば、最初の段階でエンドの異常がわかり、そく交換って出来たかもしれませんね。
ただ、数の少ないDHバイクでは、交換は1年後ってなるか、返金になったりして・・・

まぁ、なんだかんだ言ってもDHバイクは色々と手がかかるのは事実です。

2 件のコメント:

  1. はい既に動いてますよ。
    ショップに話してみたら、2年も乗ってるからクレームは無理(予想通りっていうか当たり前ね)。でもシートステー部分の交換は有料で可能。
    他の方法としてエゾサイクルで削って面を修正することが可能みたいだから、現在そちらへ入院中。
    来週ぐらいには退院予定だから、遠征直前でないと乗れないや。
    交換するかは、手術の経過しだいだね。
    削るのは、交換するより4分の1~6分の1くらい安いのよ。

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  2. のぶ@東の果て2012/09/09 21:04

    ふぅ、やっとネット使えるようになった。
    で、ねこぷは承知しているだろうけど、ここ見てるほかの人達のために。
    メーカーorショップに確認してみました?
    自分のARCは、シマノハブが入らなかったので調べると、エンドの塗装が厚すぎて10㍉アクスルに対応してなかったんですわ。
    一応、ショップを通じて代理店に問い合わせて、ショップにて削ってもらいましたが、代理店等によっては「勝手に処置したらもう知らん!」ていうところもあると思うので。
    と話を振ってみた。

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